作品紹介
『ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森』は、BSデジタル放送発の人気刑事ドラマシリーズ「ケータイ刑事 銭形シリーズ」の劇場版第2弾として2007年に公開された作品である。港区赤坂の通称「ゴルゴダの森」で岡野刑事が失踪し、続いて女子高生刑事・銭形雷(小出早織)も姿を消してしまう事件が発生する。
事態を重く見た警視庁は、雷の従姉妹である銭形零(夏帆)を呼び出し、松山進刑事とともに捜査に当たらせる。大泥棒・石川五右衛門の子孫を名乗る石川小百合(星野真里)の陰謀に、IQ180の女子高生刑事たちが携帯電話を武器に立ち向かう。盗賊一族対警察一族という痛快な構図の中、ユーモアとサスペンスが交錯する物語が展開される。
話題になったポイント
「トミーとマツ」コンビが25年ぶりに復活
岡野富夫役の国広富之と松山進役の松崎しげるは、1979年の大人気刑事ドラマ『噂の刑事トミーとマツ』のコンビそのもの。約25年ぶりの銀幕での復活は往年のファンにとって大きなサプライズとなった。松崎しげるが代表曲「愛のメモリー」を披露する場面も話題を呼んだ。
次シリーズのヒントが劇中に隠された仕掛け
前作に続き、次期テレビシリーズ「ケータイ刑事 銭形海」のキャスト名に関するヒントが劇中に仕込まれており、公開後にファンの間で謎解きが盛り上がった。シリーズならではの遊び心が詰まった作品である。
夏帆の好演とシリーズ卒業
銭形零を演じた夏帆の演技が高く評価される一方、銭形雷を演じた小出早織のシリーズ卒業作品としても記憶されている。公開初日には舞台挨拶スタンプラリーが実施され、ファンイベントとしても盛り上がりを見せた。
ロケ地ガイド
東京エリア
警視庁の外観は霞が関の実際の建物が使用され、都内各所でロケが行われた。TBSの制作らしく、赤坂周辺を中心に東京の街並みが物語の舞台となっている。
横浜・神奈川エリア
シリーズ通じて横浜商工会議所が警視庁内部のロケ地として定番的に使用されている。
静岡・群馬エリア
御殿場や高崎など、関東近郊の地方でもロケが行われ、作品に変化を与えている。
- 旧石川組製糸西洋館:歴史的建造物がドラマチックなシーンの背景として活用された
聖地巡礼のおすすめルート
東京ベイエリアルート(半日コース)
TBS会館周辺の赤坂エリアからスタートし、お台場海浜公園へ。シリーズの世界観を感じながら、東京湾岸エリアの観光も楽しめるルートだ。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでは2.9/5.0と、シリーズファン向けの作品としての評価。一般層には馴染みが薄いが、コアファンからの支持は根強い。
好評だったポイント
「夏帆の演技が光る」「石川一族vs銭形一族の設定が独特で面白い」「トミーとマツの復活が嬉しい」という声が多い。テレビシリーズを追いかけてきたファンにとっては、お祭り感を楽しめる集大成的な作品として愛されている。