作品紹介
『ケータイ刑事 銭形雷』は2006年1月から9月までBS-iで放送された全40話(1stシリーズ全26話+2ndシリーズ全14話)の学園ミステリー刑事ドラマです。主演は小出早織、共演は国広富之(1st)、草刈正雄(2nd)、大堀こういち、宝積有香、シンシア・チェストン、斉藤暁、並樹史朗ら。本作は『ケータイ刑事』シリーズの第5作で、銭形家の"従姉妹"である銭形雷が、前作までの4人(舞・零・愛・海)とは少し違う系譜のヒロインとして登場します。
主人公・銭形雷(小出早織)は、警視総監・銭形雷蔵の孫娘でIQ180の女子高校生。"宗銀"のマンション暮らし、学校生活、そして警視庁の事件解決という日常の中で、携帯電話を武器に難事件を解決していく——。1stシリーズは通常の学園+事件解決もの、2ndシリーズは東京="赤坂"近辺を舞台にした多彩な事件簿という構成です。各話ゲストや犯人役に豪華俳優・芸人が登場し、コミカル+ミステリー+青春の三要素がバランス良く融合した深夜BS枠の人気作として愛されました。
BS-iならではの実験精神あふれる演出、ケータイ刑事シリーズ伝統の"犯人告発+バンザイ!"のエンディング、そして小出早織のフレッシュな雷役が、シリーズファンから熱狂的な支持を集めました。
話題になったポイント
ケータイ刑事シリーズ第5作
2002年から続く『ケータイ刑事』シリーズの第5作。銭形舞(黒川智花)、零(夏帆)、愛(堀北真希)、海(宮崎あおい)に続く5人目の銭形家"姪"として雷が登場し、シリーズの世界観を広げました。
小出早織のフレッシュさ
当時まだ10代の小出早織が、IQ180の女子高校生刑事を軽妙に演じ切ります。後の彼女のキャリアを決定づけた代表作の一つ。
草刈正雄の2ndシリーズ参加
2ndシリーズでは、ケータイ刑事シリーズ常連の草刈正雄が高村一平役で相棒に。シリーズファンが歓喜する配役変更が話題を呼びました。
ロケ地ガイド
銭形雷の学園・警察
雷の通う学校と、警察関係のシーンは、関東各地のロケ地で撮影されました。
- 道路:オープニングのパトカー降車
- 根津神社:第8話の赤い鳥居が並ぶ神社
- 多摩六都科学館:第1話の「赤坂七夕フェスティバル会場」
- 朝潮運河の朝潮小橋:第1話の会話橋
- 鹿島セントラルホテル:第5話の「赤坂プリンアラモードホテル」
事件解決のユニークな舞台
ケータイ刑事シリーズならではのユーモラスな事件舞台は、関東の様々な場所で撮影されました。
- 保田海岸:オープニング浜辺
- 酒匂川:第2話の犯人追い詰め河原
- 銚子ヶ淵:第4話の「河童沼」
- 片瀬西浜海水浴場:第6話のビーチバレー大会
- バリスタイル バグース:第6話のバリ風海の家
- 根津教会:第9話の暗殺団・ネプチューン廃工場
クライマックスと仲間のシーン
シリーズの節目のシーンは、都内の印象的な場所で撮影されました。
聖地巡礼のおすすめルート
文京区根津シリーズルート
根津神社→根津教会と、第8話〜第9話の重要シーンを巡る文京区コース。歴史情緒のある町並みを楽しめます。
湾岸・品川ケータイ刑事ルート
朝潮運河の朝潮小橋→都立潮風公園と、シリーズの節目シーンの舞台を巡るコース。
視聴者の声・評判
評価スコア
深夜BS枠ながら、シリーズファンを中心にカルト的な人気を獲得。小出早織の代表作として、現在もシリーズまとめで語り継がれる一作です。
好評だったポイント
小出早織のフレッシュな主演、草刈正雄の安定した相棒、ケータイ刑事シリーズ伝統の演出、毎話のユニークなゲスト犯人。深夜枠らしい実験精神と、ミステリー+コメディ+学園の三拍子が揃った良作です。