作品紹介
『アンタッチャブル〜事件記者・鳴海遼子〜』は、2009年10月から12月にかけてテレビ朝日系列(ABC共同制作)の金曜21時枠で放送された連続サスペンスミステリードラマです。主演は仲間由紀恵で、大手雑誌「国民ジャーナル」の元記者・鳴海遼子が、ひょんなことから三流週刊誌「週刊アンタッチャブル」に転職するところから物語が始まります。
三流誌と周囲から馬鹿にされながらも、持ち前の行動力と揺るぎない信念で次々と事件の真相に迫る遼子の姿を描きます。個性豊かな編集部メンバーとの掛け合いも見どころで、シリアスな事件の中にコミカルな要素を織り交ぜた独特のバランス感覚が魅力の作品です。
共演には要潤、小澤征悦、田中哲司、寺島進ら実力派俳優が名を連ね、主題歌はGIRL NEXT DOORの「Orion」。脚本は橋本裕志が手がけ、報道の裏側と人間ドラマを巧みに描き出しています。
話題になったポイント
仲間由紀恵の新境地
『ごくせん』や『TRICK』で知られる仲間由紀恵が、週刊誌記者という新たな役柄に挑戦。コミカルな面とシリアスな面を巧みに演じ分け、女優としての幅の広さを見せました。記者ものドラマという新ジャンルへの挑戦が注目を集めました。
報道とジャーナリズムへの問いかけ
三流週刊誌を舞台にしながらも、「真実とは何か」「報道の正義とは何か」というテーマに真正面から向き合った骨太なストーリー。毎回異なる事件を取り扱いながら、縦軸として遼子の過去や家族に関わる謎が進行する構成が視聴者を引きつけました。
豪華キャストの競演
要潤、小澤征悦、田中哲司、寺島進といった実力派俳優陣が脇を固め、毎話ゲスト出演者も豪華。特に編集部内の人間関係や掛け合いが楽しく、キャラクター同士のケミストリーが話題となりました。
ロケ地ガイド
東京都心エリア
- テレビ朝日:劇中に登場するメディア関連のシーンで使用されたテレビ局周辺のロケ地です。
- パレスサイドビル:編集部の外観や周辺シーンの撮影に使用されたオフィスビルです。
- 三省堂書店神保町本店:神保町の書店街を舞台にしたシーンで登場。出版・報道の街としての雰囲気が活かされています。
- 千代田区役所旧庁舎:公的機関のシーンで使われたロケ地。重厚な建物の雰囲気がドラマに深みを与えています。
- 根津神社:登場人物たちが訪れる神社のシーンで使用。下町情緒あふれる風景が印象的です。
千葉県エリア
- かずさアカデミアホール:大規模な施設シーンの撮影に使用された千葉県木更津市のホールです。
- パーム&ファウンテンテラスホテル:ホテルでの取材シーンや密会シーンなどで使用されています。
- 三井ガーデンホテル船橋ららぽーと:宿泊施設が登場するシーンのロケ地として使われました。
神奈川県エリア
- ソリッドスクエア:川崎市のオフィスビル。企業取材のシーンなどで使用されました。
- 川崎市役所本庁舎:行政機関の場面で登場。公的施設の重厚な雰囲気が活かされています。
- マホロバ・マインズ三浦:三浦半島のリゾートホテルで、取材旅行のシーンなどに使われました。
聖地巡礼のおすすめルート
神保町〜千代田 出版の街コース
神保町駅をスタートし、三省堂書店神保町本店、大屋書房、矢口書店と古書店街を巡り、千代田区役所旧庁舎、パレスサイドビルへ。出版・報道の世界観を体感できるルートです。ランチは神保町のカレー激戦区で楽しむのがおすすめ。所要時間は約2時間です。
下町散策コース
根津神社から出発し、神田川沿いを歩いて昌平橋、柳橋へ。隅田川の駒形橋を渡りながら、ドラマの世界観に浸れる下町散策ルートです。季節によってはつつじ祭りなどのイベントも楽しめます。所要時間は約2〜3時間です。
視聴者の声・評判
評価スコア
Filmarksでの平均評価は3.4点(5点満点)で、レビュー数は100件超。仲間由紀恵の演技を楽しむファンからの評価が中心です。
好評だったポイント
「コミカルなシーンが多く笑える」「仲間由紀恵のキャラクターが魅力的」といった声が多く寄せられています。特に編集部メンバーとの掛け合いや、恋愛要素が絡んだ際のコミカルな展開が好評でした。一方で「事件の捜査がやや非現実的」「三流誌の記者がここまでできるのか」といったリアリティへの指摘もありますが、エンターテインメントとして割り切って楽しむファンが多い作品です。仲間由紀恵ファンには特におすすめの一作と言えるでしょう。